囲い込み enclosure 2004 2 26
これは、現代の「囲い込み」なのか。
少子高齢化が進む日本においては、
市場の規模が、今後、縮小していく。
現代の日本においては、
企業による、消費者の「囲い込み」をする必要が出てきたのでしょう。
株主=消費者。
いや正確には、株主=固定消費者。
何となく、今の日本は、イギリスの産業革命の前夜のようだ。
「囲い込み」と「農業革命」、そして産業革命。
「たんぱ市況コメント」には、このような記事がありました。
「アサヒビールの前12月期における単位株主数は8万人超と、
6月中間期の4万人に対して、2倍に増加した。」
現代の「囲い込み」とは、
境界のはっきりしない耕作地や共有地(消費者)を、
垣根など(株主優待制度)で囲って、
個人(企業)の所有地とすることである。
また、こうした「囲い込み」に対して、
「出遅れる」企業が、出てくるのでしょう。